工程能力図
工程能力図の概要
工程能力図は、時間的な品質変動の関係を表したものであり、得られた品質特性値(データ)が規格値を満足しているかどうかのチェックに用いられる連続的な表示方法である。工程能力図により、規格値に対するデータの変動の様子を連続的に把握することができるが、統計的な考え方が使われていないため、これだけから直ちに工程上異常があるかどうかを判断することはできない。

図-6:工程能力図
なお、工程とは、工期工程とは異なり、品質が作り出される過程を指す。また、工程能力図は、規格の管理に使われるものであるが、管理図と混同されやすいので注意が必要である(工程能力図は、データを規格値と対比するために用いられるものである。一方、管理図は、データが統計的手法により定めた管理限界線の内側に入っているかどうかを調べるために用いられるものである)。
工程能力図の作り方
工程能力図は、調べようとする対象の集団を区間割(工区等)し、合理的な群にして、各群の中で時間順序に従って、データを記入して作成する。
工程能力図は、グラフ用紙の横軸に測定No.または月日を、縦軸に品質特性値を目盛り、上下限規格値を示す線を引く。各データは、そのまま測定した順序に1点ずつ打点し、各点を実線で結ぶ。